学校長ブログ

  平成11年度,中央教育審議会は「初等中等教育と高等教育との接続の改善について」(答申)の第6章学校教育と職業生活との接続の中で次のように述べている。「学校と社会及び学校間の円滑な接続を図るためのキャリア教育(望ましい職業観・勤労観及び職業に関する知識や技能を身に着けさせるとともに、自己の個性を理解し、主体的に進路を選択する能力・態度を育てる教育)を小学校段階から発達段階に応じて実施する必要がある。キャリア教育の実施に当たっては家庭・地域と連携し、体験的な学習を重視するとともに、各学校毎に目標を設定し、教育課程に位置付けて計画的に行う必要がある。」と。この時に初めて「キャリア教育」という言葉が登場した。これを皮切りに、平成15年度6月には一府三省合同による「若者自立・挑戦プラン」が発表され、以後様々な教育活動の場面で「キャリア教育」の重要性が叫ばれ、高等教育のみならず初等中等教育現場にも新たな流れとして浸透してきている。この事は、フリーター・ニートと呼ばれる若者の増加傾向への危機感から、国としての将来への打開策の一環として示した施策である。
  本校としては、このような成立の趣旨及び現在までの経過を踏まえ、積極的にキャリア教育の実践を推進しています。従来の進路指導として位置付けるような狭義の解釈ではなく、学校教育の中心に据えて確かな実践を展開しています。進学実績を高めることも大切ではあるが、生徒一人一人の生きる力としてのキャリア教育、今だけではなく、しっかりと将来を見据え、明確な目標・目的意識を育成したいと考え、日々の教育活動全般において実践を積み重ねています。
  思春期の難しい時期を生きている生徒たちは、時々に「何のために学ぶのか」と、悩み苦しむことがあります。答えを見つけるために自問自答を繰り返し、時には友人や先生方との繋がりで乗り越える努力を重ね、自分の未来に向かって歩みを進めています。今までの指導では、自分の目的地に進む汽車(決められたレール)に乗ることでよかったが、年功序列賃金や終身雇用制が崩壊し、先が見えない時代を迎え、これからは自分で安全に正確な運転をして目的地にたどり着く力が要求されます。何が正しいのか、何が必要なのか、どこへ向かえばいいのかなどその時々に自分で考え、判断し、行動することが大事になってきます。
  本校では、特にキャリア教育の基礎的・汎用能力の4つの視点を抑えた教育活動を推進しておりますが、特に現代の子供たちの課題(社会からの要請)である、コミュニケーション能力や課題対応能力を重点項目として各教育活動の指導ポイントに掲げて進めております。変化の激しい時代を生き抜くためにも、自分自身で切り開いていく力、将来に役立つ基礎的な力を身につけさせて送り出してあげたいと考えております。本校の教育理念であるところの、「社会に役立つ人づくり」を着実に進めていきます。

05月22日 (木)

JOINT&CHALLENGE !

平成26年度がスタートして早2か月が過ぎようとしております。この間、中学校・高等学校においては、様々な活動が実施され、一つ一つの取り組みの確かな手ごたえを感じつつ、より堅実で確実な成果につながるよう全教職員で同じ目線、同じ価値観を共有し、日々の教育実践を展開しております。
さて、東日本大震災(以下、震災)から3年が経過し、忘れてはいけないと思いつつも、日々の多忙感に押し流され、あの時感じたことが遠い過去に思えます。そして、未曽有の経験から学んだことはとても多かったはずなのに、気が付けばもとの自分の生活が戻ってきただけで満足している状況にあります。
震災前まで、科学の進歩に慢心していた人間がいました。人との繋がりが希薄でも生きていけると誤解していた人間がいました。自然とともに生きてること忘れていた人間がいました。自分が一番で何の感謝の心も感じない自己中心的な人間であふれていました。一度、震災を経験したとき全てが否定され、ちっぽけで頼りない人間がそこには居ました。国民のだれもがこのままでいいのかと悩み考え出した答えが、絆の大切さであり繋がりであり、新しい社会を再構築する知恵とくじけない強い心だったと記憶しております。
そこで、本学園としては、建学の精神の下に中期的な視野に立った「NEXT5」を展望して、スローガンとして、「JOINT&CHALLENGE」、貞静で始める未来への挑戦を掲げました。あの震災時に感じたことを想起し、改めて「JOINT」・・・社会との繋がり、家庭との繋がり、人との繋がり、そして知識との繋がりの大切さを身に着けさせたいと感じ、教室から未来に繋がる教育の推進を強く展開していくとともに、「CHALLENGE」・・・新たな物事へのあくなき挑戦のできる人材の育成を進めていくことを併せ、お子様の教育に責任をもって取り組んでまいります。本学園がこれからのお子様の人生の道先案内人となれるよう頑張ってまいりますので、よろしくお願いします。
 

04月15日 (火)

校長就任あいさつ

校長先生.jpg貞静学園は、この5月で創立84年を迎えます 。建学の精神として「至誠・和敬・慈愛」の三徳の修業に努めるとともに、変わらぬ教育理念として、礼儀を重んじ協調融和の人格を磨き、社会に役立つ人材の育成を目指しております。また、創立者が屈託することなく常に明るく、他を等しく愛し、和み、他を幸せにするためには、労を厭わず喜んで働かれた生前の遺徳を追慕して、「明朗・愛和・喜働」の三項目を努力目標として、日々の教育実践を重ねております。この歴史と伝統に満ちた本学園に、4月1日より校長に就任いたしました、新橋 成夫と申します。この重責を担うにはいささか力不足と自分自身感じておりますが、本学園の更なる発展を期して職務に精励し、今できるベストを尽くしていきたいと考えております。今後ともよろしくお願い申し上げます。
  さて、中学校・高等学校では共学3年目が終わり、共学一期生として3月には卒業生を送り出すことができました。着実に一歩ずつ歩みを進めております。平成26年度も7日の始業式を皮切りに、8日の入学式では新入生212名を迎え、順調にスタートしました。今年一年、心の教育とキャリア教育を柱に全教職員が力を合わせ、一人一人の子供たちの夢の実現をめざし、明るい笑顔と元気が溢れ、安全で安心な学園生活を作り上げたいと考えております。保護者の皆様をはじめ地域並びに関係各位の皆様方のご支援をお願い申し上げます。

年があらたまり、気持ちを新たにする良い機会と言えます。
スタンフォード大学「自分を変える教室」で必要な力について書いてありました。
やるべき時に「やる力」、止めようと思ったときに「やらない力」そして、2つの力を発揮するために必要とされるもう1つの力、それは自分が本当に望んでいることを思い出す力「望む力」と言うことです。
一年の計は元旦にあり、今年一年の目標をしっかり立て、強い意志を持って邁進してほしいと思います。
今年は午年、幸運が駆け込み、物事がうまく行く年になるよう願っています。

中学のグローバル教育の一環として、他教科とのコラボ授業を行っています。
今回は数学とのコラボです。数学に出てくる図形の名称や計算方法を英語で表現しました。
基礎を学び、耳が慣れたところでリスニング計算です。
ネイティブの先生が読み上げた計算を、皆、真剣に解いていました。
基本的な計算の表現を英語で学ぶことが出来ました。
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