学校長ブログ

 

 皆さん、「お盆玉」ってご存じでしたか。「シャボン玉」や「替え玉」ならどなたもご存じでしょうが、その認知度はまだまだ。

 「お盆の帰省に関する調査(2018年)」(「ソニー損害保険株式会社」)によると、“お盆玉”の認知率は42.8%、昨年より5.7ポイント増、お盆玉の平均は4,300円/人。

 つまり、「お盆玉」とは、「お盆に帰省した子どもや孫に渡すお小遣い」をいう言葉なんですね。

 

 

 今回の校長ブログは「夏の風物詩-第2弾-」ということでお届けします。

 今年度の「クラブ夏期合宿」を一覧にしてみました。以下の通りです。

 

 

 女子フットサル部は、ここ数年、武南高校との合同合宿をしています。武南高校は、全国大会に出るレベルのチームなので、本校にとってはとても学びが多い合宿になったそうです。その学びの一端を、顧問は、こうまとめてくれました。

 

◆総括

 今年の合宿では、高2がよく高1の面倒を見てくれ、スケジュール管理から試合の総括・分析まですべて生徒中心でやってくれました。事あるごとに自分たちで話し合いながらほぼ完璧に動いてくれました。フットサル以外の注意がまったくなかったので、技術的な話だけを合宿中にすることができました

 

◆技術的な学びも「判断力」「修正力」も

 生徒自身の目標は「適切なポジショニング」を課題に挙げて合宿に臨みましたが、フットサルもサッカーも、自分が30㎝動くだけでパスコースができて、相手が30㎝動くだけでパスコースがなくなります。そして、動くのはボールを持っているプレーヤーよりも、ボールを持っていないプレーヤーの動きがチームの戦術において大きな鍵を握ります。ほんの少しの動きの違いで局面が大きく変わるので体力とボールを蹴る止めるの技術も大切ですが、「瞬時の判断力」や「ミスをした時に振り返る力=修正力」がかなり重要です

 

 

 「若者の無限の力を引き出す甲子園」(8/22『朝日新聞』)と社説にありましたが、本校のクラブ夏期合宿においても各クラブの部員の「無限の力を引き出す」合宿になったように思います

 

…みんなで登山

 

全国の高校生が3ヶ月未満の研修旅行にどれくらい参加していると思いますか。あなたの周りに海外での学習を経験した友だちはいますか。

まず、「平成25年度高等学校等における国際交流等の状況について」(文部科学省初等中等教育局国際教育課)から「研修旅行」のデータを拾ってみました。

※「研修旅行」…語学等の研修や国際交流等のために外国の高等学校や語学研修所等において学習したり、または交流事業等に参加したりすることを目的とする3か月未満の旅行をいう。

皆さんは、この数字を多いと思いますか。それとも少ないと思いますか。ちなみに、平成27年度は、参加延べ人数が平成25年度調査結果より約17%減少したようです。

 

 

「トビタテ!留学JAPAN」(官民協働の海外留学支援制度)の「Q、留学によってどのような力がつきましたか?(複数回答可)」に関する回答のベスト3は以下の通りです。

 

 

 

 

「ニュージーランド語学研修」に参加した中学生の体験談をご紹介します。

 

今回の語学研修で多くのことを学びました。ここですべてを語ることはできないので簡潔にまとめさせて頂きます。

ホームステイでは一家庭に一人という環境の中で、ネイティブの英語に囲まれた生活を送ることでき、まずはリスニング力がついたと思います。

リーディングやライティングは日本でもできますが、実際に聞いたり話したりという英語表現は現地でしかできない貴重な体験となりました。

私は初めてのホームステイでした。最初はホストファミリーが何を言っているのかほとんど分かりませんでした。しかし、日にちが経つにつれて少しずつ耳が英語に慣れていき、相手の言っていることが分かるようになっていきました。たとえ、分からなくてもジェスチャーなどで意思疎通ができる経験を通して、コミュニケーション能力の向上にもつながっていったと思います

また、現地の学校でも様々な体験ができました。日本の学校と比べてとても自由な校風であることに驚きました。バディと一緒に授業を受けたのですが、先生がいても生徒自ら調べるという自習スタイルが多くあり、友だちとおしゃべりしながらの授業の進み方に、とても衝撃を受けました。もちろん英語での授業なので、細かい内容を理解することはできませんでしたが、貴重な体験となりました。

今回の語学研修で英語が上手に話せるようになったわけではありませんが、これから学んでいくべき様々な、しかも大切な事柄に出会うことができたことにとても感謝しています。今回の語学研修で終わりにするのではなく、グローバル社会を生き抜くためにも積極性を出し、更に英語を学んで生きたいと思います。(H・U)

 

実り多い「語学研修」になったようですね成長の実感が伝わる文章です。来週はお盆休みとさせていただきます。

…みんなで登山

 皆さんは、夏の風物詩といえばどんなものを思い起こしますか
 やはり「花火大会」とか「夏祭り」でしょうか。都内の花火大会でいえば、下町の「隅田川花火大会」。今年も約2万発もの花火が打ち上げられたようです。祭りでは都内に日本三大祭りの一つ「神田祭」があります。しかしこれは、例祭が5月15日です。夏の風物詩としてはやはり「祇園祭」。中でも「宵山」が象徴的かもしれませんね。
 
 こういう方も少なくないのではと思います。実は、その一人が私なんです。
 球児の憧れの「夏の甲子園」。通常は「1都1道2府43県」、うち北海道と東京都からそれぞれ2校ずつ出場しますので、49校がトーナメント方式で優勝を目指して技術と精神力、そして勝利の女神を味方につけて激突するわけです。今年の大会は第100回の記念大会ということで56代表が出場するようです。今年の抽選は8月2日、試合は8月5日から阪神甲子園球場で行われます。未だ優勝旗は白河の関を越えておりませんね
  
  
 前置きが長くなりましたが、「学校」から見た夏の風物詩としては、一つは合宿でしょうか。本校における最も早い合宿は、7月30日(月)から2泊3日で、茨城県高萩市にて行われた高校サッカー部です。
 合宿のしおりを見ますと、合宿の目的に次の一つが掲げられていました。
  
 <高校サッカー選手権大会を戦い抜けるチーム作り
 高校サッカー選手権大会は例年3年生最後の公式戦としてチームとしても一つでも多く勝ちをもぎ取れるよう取り組んでいる。この時期は、技術はもちろん炎天下なので80分間を戦いぬく体力と精神力が必要である
 
 <合宿中におけるキャプテンの一言>
 高校最後のサッカー部での合宿です。いつも中庭の限られたスペースで練習をしているので広い場所で練習ができるのでみんな意気込んでいました。しかし、1日目の練習試合はとても辛いものでした。今までの練習での走り込みが通用しなくてとても悔しい思いをしました。
 また、最初は文句などマイナスの言葉が多かった。しかし、合宿での練習を重ねるに従って辛い時や苦しい時にみんなで励ます声が増えていった気がします。残り1日、結果はもちろん内容にもこだわって試合に臨みたいです。
 
 <顧問からの一言>
 生徒たちは何かを掴み取ろうと頑張っています。ただ、暑さとメンタルの弱さからなかなか思うように体が動いていません。今から急に上手くなるのはなかなか難しいですが、強くなることはできます。課題は山積みですが、ぶち当たった壁を乗り越えられるように声がけをしていきます。「最後に気持ちの強い方にボールが転がる」という言葉があるようにいろんなところで自分達のボールにできるよう強い気持ちを持たせて頑張らせていきます。
 
 炎天下の中、生徒と顧問とが気持ちを一つにして、目標に向かって「サッカー」に苦しみサッカーを楽しいでいる。中には、ブヨに苦しんだ人もいたと聞きます。でも、それもこれも、合宿に参加した人たちだけの宝物だと思います
…みんなで登山

今年度の本校の語学研修についてご紹介します。

 

日  程:7月22日(日)から8月2日(木)の12日間
参加生徒:中学生4名、高校生5名

 

研 修 先:
・研修地…ニュージーランド
※犯罪率の低いところ。ニュージーランドの人々は大変穏やかで素朴な人ばかり。週末ともなれば、大自然を楽しんだりアクティビティを楽しんだりと家庭で過ごす時間を大切にして心豊かな生活を送っています。

 

・学校名…Katikati College
※1966年設立。オークランドから車で約2時間のところにあります。日本の小学校6から高校2年生までが在籍しています。在籍生徒数は約900名です。

 

<研修の特徴>
「Katikati College」で、午前中は英語研修、午後はバディのクラスに入って現地の授業体験をします。一人ひとりがホームステイする環境で英語を学ぶとともに、現地の学生と交流するなど、学びの多いプログラムです。

引率教員から参加生徒の「ホームステイに向けての意気込み」の報告がありました。ここで紹介します。

 

~中学生~
・英語が上達できるように頑張ります。(Y・M)

・昨日より今日、今日より明日、と日々成長していきたい。(K・M)

・トラブルなく、日々成長を感じていきたい。(A・Z)

・自分の知っている英語で、できる限りのコミュニケーションをとっていきたい。(U・H)

 

~高校生~
・自分の視野を広げていきたい(ホームシックを治したい)。(I・K)

・ホームステイで積極的にお手伝いをしていきたい。(U・C)

・落ち着いて行動できるようにしていきたい。(E・M)

・いつもと違う環境で過ごすことを通して、自分の成長を感じたい。(Y・M)

・英語力をしっかり身につけて、外国人の前でもビビらずに英語を喋れるようにしていく。(T・K)

 

「無形の資産」をたくさんお土産に帰国することを願っています。現地からのホットな報告は貞静学園のホームページ「貞静ニュース」をご覧ください。
…みんなで登山

 7月13日(金)から1泊2日で、中学校の校外学習を「足尾銅山・日光」にて行いました。そこでイロハモミジの植樹体験をしました。足尾銅山の煙害で荒廃した足尾の山に「100万本の木を植えよう」という壮大な目標の100万分の1ほどの貢献をそれぞれ行いました。『木を植えた男』の主人公「ブフィエ」のような不屈の精神はまだ芽吹いていませんが、緑の大地を夢見る思いは一緒だったかもしれません。
 
 『木を植えた男』(ジャン・ジオノ原作 フレデリック・バック絵 寺岡襄訳 あすなろ書房)の一部を引用しながら物語の内容について説明をします。
 
 主人公は、エルゼアール・ブフィエ氏。年齢55歳。ふもとに農場を持ち、家族と一緒に暮らしていた。ところが突然、一人息子を失い、間もなく奥さんも後を追った。そこで、ゆっくり歩む人生に、ささやかな喜びを見出していた。
 でも、何かためになる仕事をしたいと考え、そこで思い立ったのが、不毛の地に生命の種を植えつけることだった。木のない土地は、死んだも同然なのである。
 
 フランスのプロヴァンス地方、誰も足を踏み入れぬような天空に近い高地の堅い雑草が地をはうような場所。次は、羊を飼いながら、そこに生命の種を植えるある男の様子です。
 
 
 まずかれは、大きめのどんぐりを選びだし、さらに目を近づけて、ひびいったものをとりのけながら、10粒ずつにふりわけた。さいごには、完全な形をした100粒のどんぐりが残された。そこで男は仕事をやめた。
 
 (翌日)さらに200メートルほど山道を登ったところで、男はあの鉄棒を地面につきたてはじめた。そうしてできた穴のなかに、こんどは用意したどんぐりを一つ一つ埋めこんでは、ていねいに土をかぶせた。かれは、カシワの木を植えていたのだった。
 「あなたの土地ですか?」と聞くと、「いいや、ちがう」と、かれはこたえた。「だれのものだか知らないが、そんなことはどうでもいいさ」と、ただただかれは、ていねいに、100粒のどんぐりを植えこんでいった
 3年前からこの荒れ地に、かれは木を植えつづけているのだという
 まず10万個の種を植え、そのうち2万個が芽を出した。その半分近くが、やがてだめになるだろう、とかれは見こんだ。動物にかじられるか、予期せぬことが起こるかして。  
 それでも、のこる1万本のカシワの木が、そこに根づくことになる。ほとんど不毛の地だったというのに
 
 こうしたその男の37年間の営みによって荒れ果てた地が緑豊かな地となっていった。一つ、また一つと、村が再興されていき、そこでは若い男女が笑い、陽気な声を上げている
 
 
 100万分の1の貢献や緑の大地を願う人々の思いがリレーされ、生活を楽しむ緑豊かな足尾の山となるだろう。そういう願いを込めて生徒たちも植樹したと思います。
…みんなで登山

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