学校長ブログ

 「心技体」ってなに?
 
 
 
 今回、それをブログの話題として取り上げる特別な出会いがありました。
 
 
 それは、辻秀一つじしゅういち氏との間接的な出会いです。辻氏の制作したDVDを見る機会に恵まれました。それに刺激され、辻氏の著作物を何冊か手に取らずにはいられなくなりました。
 そこで、今回は辻秀一氏の哲学やスポーツドクターとしての立場から発せられた考えや言葉を取り上げたいと思います。
 
 
 「心技体」とは、
 「心(メンタル)」「技術(テクニカル)」「体(フィジカル)」のバランスが整った時、最大限の力が発揮されるということを表した言葉ですね。
 
 スポーツに親しんでいる人、特に井上雄彦氏の『スラムダンク』にはまっている方、そうでなくても誰でも一度か二度は耳にした言葉ではないかと思います。
 
 
 
 実は、それが向上すると「一流の人間」となれるはずだと、辻秀一氏は語っているんです。
 
 
 「一流の人間」?
 
 
 辻氏の主張を丁寧に分かりやすく?(笑)図化すると次のようになります。
 
     
 
 
 辻氏は、更に、こうも語っています。
 
   
 
 
 えっ! 結果は常に決まっている?
 
 
 
 えっ! 自分にふさわしい結果しか来ない?
 
 
 
 辻氏は、更にまた、こう続けます。
 
   

 
 
 
 「『自分らしさ』への追求・努力・向上、そしてそれを『本番で発揮する』ための生き方・考え方こそ勝利の原点」。
 
 
 それは、バスケットボールに限ったことでしょうか?
 スポーツに限定した道理でしょうか?
 それとも、人生にかかわることわりなのでしょうか?
 
 
 辻氏の強い関心は「quality of life」にあるようです。
 辻氏が語るように、スポーツから人生という試合の歩み方を学ぶことができるのかも知れませんね。
 皆さんはどうお考えになりますか?
 
…みんなで登山

 太鼓部は初の大会参加に向け、朝の7時過ぎから練習をしていました。
 
 校内に太鼓が鳴り響いていて、ついつい、仕事を中断して練習風景を見に行ってしまいました。
そんなことがあり、今回のブログでは、太鼓部を取り上げたいと思います。
 
 
 
 11月25日に行われた東京都高等学校文化祭郷土芸能部門中央大会に出場しました。
 結果は銀賞を頂くことが出来ました。

 
 初出場だったこともあり、前日のリハーサルの時から緊張と不安でいっぱいでした。周りの高校の上手さを目の当たりにし圧倒されてしまいましたが、自分たちの努力の成果を見せつけようと言い聞かせ、本番はみな笑顔で発表することが出来ました。
 
 今回、銀賞という結果でしたが、次は金賞を取り、生徒の皆さんや先生方に太鼓の素晴らしさや可能性を伝えられたらいいなと思います。
(太鼓部部長 A・M)

 
 
    緊張、プレッシャーを自分たちの演奏の力に替え、
    演奏を聴く者を感動させることが出来た。
    だから、銀賞に輝いたのだと思いますよ。
    おめでとう!
 
 
 
 私たち太鼓部は2年生9人、1年生8人の17人で活動をしています。
 

   活動曜日:火、木、土(週3日)
   コーチ:吉田慶子先生
   主な発表の場:入学式・おはら祭・文化祭(年3回)
 
 <入学式>
 毎年、入学式閉式後に演奏を行っています。
 今年は、こんな紹介でした。
   お待たせいたしました。
   ここでご入学を祝しまして太鼓部によります
   「菊水太鼓」を披露させていただきます。
   それではお願いいたします。

 
 どきどきしながら演奏しました。部員の中には、入学式の舞台演奏を見て、大きな音と演奏のかっこよさに憧れて入部する生徒もいるんですよ。
 

 <おはら祭>
 渋谷で開催されており、そこに毎年出演させて頂いています。
 

 <文化祭>
 今までの集大成を生徒の皆さんだけでなく保護者の皆様や来校者の皆様に発表させて頂いています。
 

 さらに今年は、貞静学園太鼓部として初めての大会にも出場させて頂きました。それが、「東京都高等学校文化祭郷土芸能部門中央大会」です。
 

 少しずつではありますが成長していく太鼓部を暖かく見守ってくださると同時に少しでも気になった方がいらっしゃったら、是非、見学にもおいでください。
 皆さんも一緒に楽しく太鼓を叩いてみませんか?
(高校2年 N・I)

 
 
    誰に教わるともなく論語の教え「知・好・楽」を
    実践しているんだなと思いました。
    「楽」を目指してこれからも練習に励んでほしい。
 
 
 

 僕は、中学1年の時から太鼓をたたいていました。大会に出たことはないのですが、貞静学園の太鼓部は、中学よりも部員が多く、先輩方は優しく指導して下さいます。
  
 先輩方の太鼓をたたく迫力が違っていて、更に、太鼓に興味が湧きました。
 
   
 <太鼓の魅力>
 太鼓にも流派があります。最初は型や打ち方を覚えるのが難しかったです。しかし今は、練習を重ねてきたので、打ち方が体に染み込んできました。
 上手にたたければ、より滑らかでよい音になっていくと思います。
   
 <今後の目標>
 レベルがまだまだ低いので、もっともっと練習して、皆のリズムに合わられるようになり、更に、力強く打てるようになりたいです。
(高校1年 F・H)
 
 
    「太鼓」の魅力‐リズムと力強さ‐に引き込まれ、
    先輩の凄さに近づきたいと練習に励んでいる後輩がいる。
    その生徒も先輩も輝いていますね。
 
 
 
 本校では、太鼓部の太鼓を「菊水太鼓」と呼んでいます。
貞静学園の校章は、楠木正成の家紋である「菊水」を頂戴したことに由来しているからです。
 
…みんなで登山

 「17年ゼミ」ってどんなセミ? 
 
 
 
 そう呼ばれているせみがいること、ご存知でしたか?
 
 私は、先日、あるテレビドラマで「17年ゼミ」という言葉を耳にしました。「17年ゼミ」って何だろうと疑問に思い、調べてみました。簡単にまとめると、以下の通りです。
 
 
    
 13年あるいは17年周期でしか発生しないセミたちなので、「素数ゼミ」ともいうなんて、自然の摂理の不可思議さを感じました。残念ながら、日本には生息していない蝉ですから、「みんなで登山」をお読みの皆さんも、もしかしたら「17年ゼミ」という言葉が初耳かも知れませんね。ところが、テレビドラマでは、理科好きの中学生が「17年ゼミの研究発表」をしたという設定でした。
 
 
 
 私は、「17年ゼミ」(「知」)つまり、自然の摂理の不可思議さよりも思いを新たにしたことがありました。そこで、今回のブログでは、そのテレビドラマの台詞せりふを取り上げることにしました。
 
 
 以前、映画の台詞を取り上げたことがあります。
 もしご興味のある方がいらっしゃれば、以下をクリックしてみてください。
  ≪2018/05/17【校長ブログ】「頑張れ」という言葉よりも…≫
 
 
 
 「僕は子どものころ、人と同じようにできなくて学校で先生に怒られてばっかりでした。」
 
 「僕を馬鹿ばかにしたような人たちがいて学校は大嫌いでしたが、理科は大好きでした。中学の時、理科クラブに入りました。」
 
 「ある時、理科クラブで17年ゼミの研究発表をして、みんなにすごいっていわれましいた。先生にも褒められました。そんなことは初めてでした。」
 
 「凄いといわれるのが嬉しくてもっと凄いといわれたいと思いました。凄いといわれたいから理科クラブを続けました。僕を馬鹿にした人たちを見返してやりたいとも思いました。」
 
 「最初は楽しかったです。でも、生き物のことだけは誰にも負けたくないと思っているうちに、凄いことをやらなきゃって思うようになりました。」
 
 「そしたら、生き物の観察が楽しくなくなりました。辛くなりました。」
 
 
 
 「寝るときイーってやっても眠れなくなりました。」
 
 「僕の祖父はやりたいならやればいい。やらなきゃって思うなら辞めればいいといいました。」
 
 「笑っていいました。」
 
 「理科が出来てもできなくても僕はいてもいいんだなって思いました。
 
 「そうしたらよく眠れるようになりました。生き物の観察をまたやりたいって思いました。」
 
 「僕は、やれないことがたくさんありましたが、いまもありますが、やりたいことがやれて有り難いです。
                              (テレビドラマ『僕らは奇跡でできている』)
   
 
 
 学校は木枯らしや北風が吹くところではありませんよ。
 この台詞から「知っているだけの人は、好きな人にはかなわない。好きなだけの人は、楽しんでいる人にはかなわない」(論語の教えの「知・好・楽」)ものなのだなという思いを新たにしました。
 
…みんなで登山

 高校2年生の修学旅行が以下の日程で行われ、引率して参りました。
 
 期 間…11月9日(金)~11月14日(水)
 旅行先…オーストラリア(シドニー)
 
 
 
 「Kogaroo」(コガルー)ってなに?
 
 「Kangaroo」の表記ミスですか?
 
 いえいえ、熱~い思いと深~い考えから生まれた言葉???
 
 
 「コアラ」の「ko」と「カンガルー」の「garoo」を併せてショップ名になったんですよ!」
と副社長の山田武嗣さんが教えてくださいました。
 ショップは、シドニータワー・アイ側、あるいはMARKET ST(マーケット・ストリート)とPITT ST(ピット・ストリート)の交差点側にあります。そこから直ぐオレンジ色の看板が飛び込んできます。
 
 
 ショップ名は社長さんのご発案だったのかも知れませんが、ショップ名を「熱~い思いと深~い考えから生まれた言葉」と勝手な解釈をして記事にしていますが、私にはそう表現する必然性? があったんですよ。
 
 
 
 山田さんは、永住権を取得して20年ほどになるそうです。
 山田さんには奥様と3人の娘さんとがいらっしゃるそうです。上の娘さんは日本の大学に進学を希望しているとのことでした。奥様はロシアへバレー留学をしたご経験があり、今はバレーの先生をしているんだそうです。
 山田さんは大学を卒業して直ぐに剣道を教える目的でオーストラリアに来られたそうです。「英語のできないおまえが、大丈夫か」と恩師に言われたとおっしゃっていました。
 
 
 私  「海外で暮らすために必要なことは何ですか」
 
 山田 「勇気、思いっきりの良さ、自分をしっかり持つことですね!」
 
 山田 「日本を長く離れると車や家電・日本のアニメのクオリティの高さなど、当たり前の日本製のものの素晴らしさを再認識しますね。だから海外の人に日本製品は素晴らしいと言われると思います。日本人のホスピタリティの素晴らしさ。日本食の素晴らしさ。日本人は難しい言語(日本語)を習得している。
 日本人がそう評価されていることは、日本に生まれた自分を誇らしく思います
 
 私  「今、永住権を取得できますか」
 
 山田 「今は大変難しいですね。特別な技術力があり現地のオーストラリア人にその技術を教えるスキルが無い限りは、今のオーストラリアの政権では移民による永住権の取得は大変難しくなってますね。
 オーストラリアの男性は日本人女性を高く評価していますので、日本人女性には永住のチャンスはあると思いますよ!(笑)
 
 私  「お休みの時はどのように過ごしていますか」
 
 山田 「よく釣りに行きますね。シマアジやかつお・アオリイカ・ヒラマサなども釣れます。早朝出かけて家族が起きる頃には帰宅します。釣果があると家族みんなが喜んでくれ食卓が盛り上がりますね。
 オーストラリアは、魚釣りに免許が必要でルールが大変厳しく、規定以下のサイズの魚を持って帰ると高額な罰金対象になります。自分も一度1cmサイズが小さくて注意を受けたことがあります…」
 
 
 
 一緒にお寿司を食べ、コーヒーを飲みながらお話を聞かせて頂いたのですが、話を伺いながら「山田さんはvividだな」と胸が熱くなりました。
 
 聞かせて頂いたお話から私が想像する山田さんの人生とショップ名とが結びつき、「熱~い思いと深~い考えから生まれた言葉」とせずにはいられなかったのだと思っています。
 
…みんなで登山

 現在、スポーツ・ジャーナリストとして活躍している増田明美さんのインタビュー記事が『PHP 12』に掲載されていました。タイトルは、「『言葉の力』で不安は消える」。
 
 
 
 「いい言葉」として次の言葉を挙げていました。
 
 「知・好・楽」?
 
 
 
 これは論語の言葉で「知っているだけの人は好きでやっている人にはかなわない。好きでやっている人も楽しんでやっている人にはかなわない。」という意味。
 
 
 
 更に、
 
 「失意泰然得意淡然しついたいぜんとくいたんぜん」?
 
 
 
 これは「物事がうまくいかないときはあせらず、落ち着いてチャンスを待ち、うまくいっているときはおごらず、つつましい態度でいるべきだ」ということ。
 
 
 
 増田さんによれば、どういう意味で「いい言葉」なのかというと、自分を支えてくれた言葉だということです。
 
 
 
 あなたは自分を支える言葉をお持ちですか?
 
 
 
 先日、高校3年生のあるクラスの「学級日誌」に受験に向け自分を鼓舞する言葉が書かれていました。どんな言葉がその生徒を支える言葉になるのか?  しばし考え、マザーテレサの言葉を引用することにしました。
 
 
   神様は私たちに、
 
   成功してほしいなんて思っていません。
 
   ただ、挑戦することを望んでいるだけよ。  
  
 
 山を登り切れば、登った人だけが見ることのできる風景があるぞ!
…みんなで登山

pagetop